京都・八坂神社のトラベルガイド
京都・八坂神社のトラベルガイド
愛のトラベルガイドへようこそ。今日は、日本三大祭である「祇園祭」で世界的に知られているパワースポット八坂神社へとご案内しましょう。実際に、八坂神社の境内を私と一緒に歩いて、その神秘性を体感しながら、強い神様のご利益を頂きましょう。
京都の花街・祇園にある八坂神社は、全国にある祇園社の総本宮であり、「祇園さん」の愛称で親しまれています。石畳が敷き詰められた京都らしい下河原通りを北に進むと、17世紀に地震で倒壊後に復旧され、国の重要文化財に指定されている石鳥居が目に入ります。この鳥居を通り抜けると八坂神社の正門である南楼門があります。下河原通りには、祇園のシンボルである八坂の塔があり、二年坂、三年坂を通って清水寺へと続きますが、これらは別の動画で紹介しましょう。八坂神社の正門ではないけれど、「八坂神社といえば西楼門」というくらい、人通りの多い四条通に面し、国の重要文化財にも指定されている西楼門が八坂神社のシンボルとして有名になっています。
八坂神社は、8世紀の平安時代に、祗園祭により疫病を鎮めたことから、厄除け神社として有名になりました。現在では、7月の一ヶ月間、京都は祇園囃子(ぎおんばやし)と共に祗園祭の熱気に包まれます。ご覧のように山鉾が提灯で飾られ、氏子の家の軒先にも提灯が飾られます。特に、17日の前祭(さきまつり)には有名な23基の山鉾が、24日の後祭(あとまつり)には11基の山鉾が巡行する山鉾巡行が行われます。日本語で、手遅れになることを「後の祭り」といいますが、前祭の多数の有名な山鉾を期待した人が、日程を間違えて後祭を見て「後の祭りか」と言ったことが始まりだと言うことです。「後の祭り」にならないよう前祭の山鉾巡行を見学するようにしましょう。
国宝に指定されている本殿は、平安時代から受け継がれた建築様式を再現しています。本殿は、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した素戔嗚尊(すさのをのみこと)をはじめとする強い神様を祀っており、本殿の下には、青龍が住むと言われる、竜穴と呼ばれる底無し井戸があると言い伝えられており、パワースポットとしても知られています。そして、強い神様のご利益も、厄除け、縁結び、学業成就、五穀豊穣、家内安全、商売繁昌など多彩です。本殿の地下から湧き出る「祇園の御神水」は、気力を得ることができるため、地元では「力水」とも呼ばれています。また、この並びにある「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」は、素戔嗚尊の剣から産まれた容姿端麗な三女神を祀る美容の神として信仰が厚く、女性の参拝が多い末社です。この社前に湧き出る御神水は美容水であり、身も心も綺麗になるという言い伝えがあり、祇園の舞妓さんや化粧品業界などに人気があります。
本殿の西側には、素戔嗚尊の魂を祀る悪王子社があります。ここで、悪王子の「悪」とは「強い力」を意味します。強い力の神様ですので、そのご利益も絶大でしょう。その他、境内には、刃物供養をする刃物神社、身体健康を祈る大神宮社、美容や芸能のご利益がある厳島社(いつくしましゃ)や太田社(おおたしゃ)など、多方面のご利益がある末社がありますので、是非、これらを授かりましょう。
最後までご覧頂きありがとうございます。八坂神社は、拝観料は無料で、24時間参拝可能ですので、是非、京都旅行のプランに組み込んでみてください。八坂神社に関するご意見・ご感想をお待ちしております。説明欄に八坂神社の地図と関連サイトを貼っておきますので参考にしてください。
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